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院長コラム

精密検査

さて、ようやく梅雨入りしまして、最近の梅雨は昔みたいなシトシトと長雨のイメージからはかけ離れ、スコールのようにザッと

降るか曇りかみたいな事が多いですよね。地球も病んできている証拠でしょうか?地球規模になると実感がわかないため、

1人1人が地球の為に努力するとはなかなかいきませんから、そういうところも人間の存在の小ささを感じてしまいますね。

 

さて、今日は精密検査についてです。今回は体表的な精密検査の話です。

例えば当院に来院される方でこういう方がいらっしゃいます。

 

「精密検査をしてもらったんですが、なんだか痛みが引かなくて・・」

 

精密検査とは患者さんレベルの精密検査なのでしょうか?例えばレントゲン。精巧ではありますが実は精密かと言うと

少し疑問が残ります。なぜならCT,MRIクラスからを私は精密検査と思っているからです。

 

まずレントゲンは素晴らしい物だと前置きしておきます。即座に内臓に潜む影を見つけたり、骨折、脱臼の程度、組織に埋まっ

て黙視できないような場所まで透過するわけですから、本当に素晴らしい検査方法だと思います。

 

しかし弱点も存在します。それは軟骨及び軟部組織は映らないということです。これを知らない患者さんは非常に多いです。

それではお医者様はどうやってレントゲンで映らないものを判断してらっしゃるのでしょうか?

私的な見解ですと、「経験と周辺の映っている組織との関連、及び患者さんの状態観察から導き出している」ということです。

 

経験豊富なお医者様は、何人も何人も同じような症例を診ている訳です。すると一定の法則などがあることに

気づきます。医学書もその一定の法則の代表的なものが載っているのです。

 

ここで問題なのは「人体にマニュアルは通用しない」ということです。以外にも医学書通りの方と言うのはほとんど

いません。するとあとはその先生の経験と予測、観察力によるものになります。

 

ここで色んな経験を踏まえた上で、患者さんの訴えと状態の割に明らかにおかしい症状が出ていたり、今までに経験のない

症例があって初めて「精密検査」を受けるという事になると思います。CTスキャン、MRI,MRAという事になりますね。

 

以上から考察すると、患者さんの精密検査は「レントゲン以上」私たち治療家からすると精密検査は「CTスキャン以上」

と、意識の差が出てきます。

もちろんお医者様はプロ中のプロです。ですからレントゲンで異常がなくても、経過を見て治りが悪ければ精密検査を

勧めるのが一般的です。

 

ですが、ここでまた問題があります。例えばどんな精密検査も「関節の噛み合わせがおかしい」というのは見つけられません。

それは最高峰の精密検査であるMRIでも同じです。

 

ではなぜ見つけられないのでしょうか?

 

それは「西洋医学にはもともと噛み合わせがずれるなどの概念が無い」ということです。

これは東洋医学のほうが素晴らしいと言っているのではなく、どんな学問も万能ではないという事です。

ですからレントゲンで異常がないのに痛みが引かない、MRIでも異常がなかったのに関節が腫れるなど、

お医者様からしたら首をかしげたくなるような症例が出てくるわけです。

 

当院にはこういう方がごまんと来院されています。その中にはお医者様の文句を言う方もいます。異常なしって言ったのに!

 

ですが、それは私は肯定できません。

たまたま私が噛み合わせの事を分かるというだけで、西洋医学を全て理解しているかというとそんなことはありません。

つまり、わざとでもなんでもなく、お医者様や私たち治療家が学んできた学問には得手不得手があるわけです。

 

ですから患者さんの立場に立って私が言えることは

 

「精密検査して異常がなくても、本当は異常が隠れているケースも存在する」

「異常はありませんよと東洋医学治療家に言われても精密検査で不具合や病巣は見つかることもある」

 

ということです。ですから、なかなか治らない痛みがあるとか、何度も再発する痛みを抱えている場合は、

別の視点から見てみることをお勧めします。西洋医学的な見地から異常がなかった。でも痛む。では東洋医学的な見方なら

どうであろうか?

またはその逆も然りです。精密検査を妄信するのではなく、自分の身体の為には、色んな視点、色んな考えから、自分の体と

いうものを見つめ直すことが大事だと思っています。